Lightroomで簡単レタッチ!500px風の鮮やかな写真にRAW現像する方法

500pxという海外のSNS写真サイトが大好きです。500pxはバリバリに補正されている写真が多く、評価が分かれるとは思いますが、私はそれが大好きです。自分も500pxで外国人の皆様のハートを射止めるべく、Adobe Lightroomで500pxっぽくRAW現像してみました。

補正後の写真

甲府盆地

まずは補正後の写真です。山梨県の甲府盆地を見下ろせる丘の上で、雲の切れ目からでる天使の梯子(薄明光線)がとても綺麗だったので思わず撮影しました。お気づきの通り、まず普通に撮影しても写らないの彩度の写真になっています。

補正前の写真

甲府盆地もと

対して、こちらが補正前の写真。なんという普通の写真です。撮影時刻は18時すぎ、少しづつ空が赤くなり始めた頃で、まだ夕焼けともいえない空でした。(Canon EOS 6D – EF24mm f2.8 – 1/400 – f8 – ISO100)

補正前後くらべると、だいぶ色が変わっているのがわかります。しかし、Lightroomを使えば一瞬で補正することができまるので、自己流ではありますがレタッチ手順をご紹介したいと思います。手順はRAWで撮影している事が前提です。

01 露光量を調整

01_ex_plus
RAWで撮影する際は、白く飛ばない様に少し暗めに撮影しているので、まずは全体の露出を補正します。今回は露光量を「+0.65」しました。

02 ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルで全体の明暗部を強調

02_shadow_hilight_shadow
ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルを調整して、メリハリをつけます。
まずハイライトを思い切って「-100」します。これで空の白く飛んでいる部分に色が戻り、雲の質感が豊かになります。そして、そこにシャドウも思い切って「-100」へ(今回は-94)しコントラストの強い写真に仕上がります。残りはお好みで調整します。今回はシャドウ「+61」、白レベル「+67」にしてみました。すでに500pxで見かけるような、ハイコントラストの写真になってきました。

ライトルーム設定

03 トーンカーブで明暗部を微調整

03_tonecove
02で修正できなかった細かな調整をトーンカーブで行ないます。
下記のようなトーンカーブ補正で、山の裾の部分をくっきりさせ、雲を少しなだらかな印象に仕上げました。全部トーンカーブで調整してもいいのですが、面倒なので、自分は02の補正の後に仕上げる感じで使っています。
tonecove

04 ホワイトバランスの調整

04_wb
次に色の補正です。まずは、ホワイトバランスを調整して、全体を夕焼けっぽくしていきます。
色温度を「5150 → 7549」にし黄色みを増やし、色かぶりを「+28」することで、全体的に赤みを帯びた写真になりました。

05 彩度の調整

05_satuation
ここで一気に写真を鮮やかにしていきます。
まずは全体の彩度を調整します。今回は、自然な彩度「+64」、彩度「+8」しました。彩度だけだと、赤などが強くでて不自然になってしまうので、個人的に自然な彩度と併用して使っています。

06 カラー別に色相を調整

06_colorbalance
色相を調整し、細かな色のバランスを変えていきます。
レッドを「-27」にし、オレンジを「-23」にし全体的に黄色を赤にシフトさせました。

07 カラー別に彩度を調整

07_satuation_detail
彩度を細かく指定します。
レッド「+43」、オレンジ「+44」することでさらに、赤みを強調しました。だんだん夕日に見えてきました。

ライトルーム設定

08 街の明るさと色を調整

08_city_blance
町の部分が暗くなってしまっているので調整します。
グラデーションマスクで、街だけを選択し、露光量「2.28」、ハイライト「-24」にすることで、街が明るくなりHDR合成のような仕上がりになります。今回はさらに色温度を「+34」し街に夕日が反射しているようにみせました。

09 空の明るさと色を調整

09_cloud
次は雲を調整します。
街と同じ様にグラデーションマスクで選択し、露光量「-0.22」、コントラスト「+4」、ハイライト「+10」、シャドウ「-5」、明瞭度「+17」すると、雲がより立体的に浮かび上がります。最後に彩度「+90」すると、空が燃えるような夕日に仕上がりました。

10 空の色を調整

10_cloudhw
これは色の好みになりますが、私はマジックアワーのような少し紫が入った空が好きなので、全体をマスクで選択後、ホワイトバランスを調整し色温度を青にシフトさせました。

シャープと微調整をして完成

11_sharpe
最後にシャープをかけ、全体的に色を整えて完成です。
これで完成でもいいですし、これをベースにPhotoshopでさらに細かく補正するのもありですね。

というように、Lightroomを使えば、簡単にRAWを元の写真とは全く異なる色に仕上げる事が出来ます。今回の様に「太陽が沈んでないのに夕日の写真」などデジタルならではの表現はとても面白いです。ぜひぜひ、やってみてください。

練習用RAWファイル

この記事をよんでいただいた方から練習したいのでファイルいただけませんか?とお問い合わせがあったので、RAWファイル配布いたします。下記よりダウンロードください
http://cow2design.com/file/raw_lightroom-retouch.CR2 (21MB)

Lightroomの使い方
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